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「ラーメン大好きK池さん」的ブログ

byへたれカイジ

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らーめん ふらり

塩らーめん 600円

らーめん ふらり_b0248253_2243595.jpg






「創作系ラーメン」と聞けば、何かしら奇を衒ったものではないだろうかと勘繰ってしまうかもしれない。広いラーメン業界の中にはそういったものもあるが、実は大半が正攻法の造りである。では、それらはどのあたりに「創作」と言える手法を施しているのか?

それは「全て」。ベースに麺、トッピングに至るまで厳選した食材を用い、他店とは一線を画す味を作り上げているからこそ「創作」と言えるのである。当店「ふらり」には、「豚骨醤油らーめん(650円)」を筆頭に多彩なメニューがあるが、そのどれもが基本スタイルを踏襲した見た目を裏切る、深いこだわりに満ちた味。中でもシンプルな「塩らーめん」にもそれが垣間見えるので、先ずは「入門編」として注文してみてはいかがだろうか。

ベースは、塩ラーメンとしてはよくある鶏ガラ主軸のもの。勿論これだけでは只の塩ラーメン。これに、たっぷりの香味野菜を加えて鶏の臭みを抑えつつ、野菜の甘みで円やかさを出している。それでも、まだまだ塩ラーメン。更に、日高昆布でとったダシを合わせて旨味を増幅させ、海水100%の塩を用いたタレと鶏油で調味して、これでようやく「創作系塩ラーメン」の出来上がり。

前述のどれにも「創作系」と言える要素は見つからないだろうが、スープを実際に一口啜ってみればお分かりになるはず。シンプルなスープのはずなのに、思わずため息を漏らしてしまう程に深いのだ。それは塩が良いからか?ベースが秀逸だからか?それとも柚子の皮で後味が引き締められているからか?その答えは店主だけが知っている。真似のできない当店唯一無二の味だからこそ、皆が賛辞を込めて「創作系」と表現するのである。

この「創作系」から「アート」を連想する出来栄えのスープに合わせるのは、低加水ならではの歯応えが心地よい中細ストレート麺。この手の塩ラーメンには、加水率が低い麺は珍しいのだが、意外にもスルリと啜れて好相性。だが、これを「バリカタ」で注文するのは避けて頂きたい。柔らかい味わいのスープに対して、麺の食感が前に出過ぎてしまうのである。好みにもよるのだろうが、先ずは店主に任せてデフォルトで。

トッピングは、大判のチャーシューにメンマ、そして焼き海苔と簡素なスタイル。だが、純粋にスープと麺を味わうには、必要最小限のメンツと言えるだろう。特に、シャクっとした食感に仕上げられた柔らかめのメンマは、麺の食感とのコントラストが絶妙なので、間にリセット役として活用を。

「ふらり」と気軽に立ち寄れる雰囲気の店だが、その味には一片の「ゆらぎ」もない一杯。



(平成24年4月30日 実食)

ただいまー!←それを家で待ってる人がいないヤツ

ども、おかんを連れての「大分行脚」から帰ってきたへたれカイジっす。今回は2軒と少なかったっすがね、元々はおかんへの親孝行が名目でしたから、まぁこんなモンかと。でもね、おかんは一応喜んでくれましたがよ。「あんたとの旅行は計画性がナイから、いそいそしなくて気楽だわ(笑)」って。・・・ま、喜んでっからイイか(汗)

ちゅーワケで、「大分行脚」の2軒目。別府市の人気店、「らーめん ふらり」に行ってました。情報によると行列もしばしばとの事だったので、念のため開店前に訪問。

・・・もう駐車場が一杯やがな(汗)G.Wってのもあるんだろうけど、噂に違わない人気っぷりですな~。何とか第一陣に入店できたので、早速注文を。筆頭は「豚骨醤油らーめん」か・・・。他にも色々あるけど、筆頭と同じ位に評価の高い、「塩らーめん」で先ずはいってみよっと。おかんは?同じでイイのかい。んじゃお願いしまーす。

待ってる間、お店の方の仕事ぶりを観察。・・・ほとんど店主お一人で調理されてるんだね。ギョーザ担当のオネーサンとメンマ担当のオネーサンがいらっしゃるけど、麺とスープ、チャーシューのカットは店主がされてるのか~。大事なところは人任せにしない、完璧主義な方なんだろうね。朝が早かったモンでちょっぴりウトウトしていると・・・きましたっ♪

いただきまーす。先ずはスープから。・・・へぇ、鶏油のコクが先立って、意外に円やかな飲み口だねぇ。けど、それは一瞬の事で、後からベースの旨味と醤油の香味が追っかけてきますな。ドーン!としたインパクトはナイけど、深い印象を受けるスープですな~。

麺は、福岡のラーメンにも使ってそうな、低加水の細麺。珍しい組み合わせだねぇ。個人的にゃー普通の加水率の麺で食ってみたいかな。・・・となると、卵麺を使ってるメニューが気になるね。

ごちそうさまー。・・・あ、「豚骨醤油らーめん」をお願いします(汗)←本能に従った男

らーめん ふらり_b0248253_2055772.jpg


コチラは「呼び戻し」手法でとった豚骨スープに、魚介ダシを合わせたWスープなんだとか。・・・ほぉ、トロみを感じる程に、すんげー円やか♪けど豚臭くナイねぇ。そういや魚介ダシは、それ程には感じないなぁ。あくまでサポートって感じ。おかげで豚骨の旨味が一層際立ってますな。こういう「魚介豚骨」もあるんだねぇ。

麺は「塩らーめん」とは違う、加水率高めの中細麺っすな。歯応えも、麺の甘みも秀逸っすね。コレを「塩ラーメン」のスープで食ってみたいかな。

ごちそうさまー。うーん・・・どちらも美味かった♪どっちかって言ったら「塩らーめん」の方が好みかな。他にも味噌やらあるし、100人中99人が満足できる店、って言っても過言ではナイかも。すげー高い完成度でしたがよ。

お店を出て、霧が濃いやまなみハイウェイを走っていると・・・おかんが「今までで一番美味しいと思う塩ラーメンに出会った」と。へぇ、満足したのかい?そりゃー良かった!と思いつつ・・・「私ゃ他にも塩ラーメンNo.1の候補があり過ぎて、どれが一番かワカらねぇ」とも思ってました(汗)

やっぱね、無闇にあちこちで食うのは弊害がありますな(汗)




らーめん ふらり(Furari)
大分県別府市北鉄輪6組
11:30~15:00(14:40Lo)
18:00~21:00
定休日 水曜(不定休あり)
by hetarekaiji | 2012-04-30 22:53 | へたれカイジのラーメン紀行